教えて!managara Days
佐々木 海瞳さん
宮城県在住。22歳(2025年12月取材当時)。経済学部スタンダードコース3年生。起立性調節障害※で昼夜逆転の生活を送っているが、managaraの学び方を効率よく組み込み「managaraでの自分スタイル」を確立。趣味は様々なジャンルのゲームをプレイしたり、アニメなどのポップカルチャーを楽しむこと。
※自律神経が乱れ、頭痛やめまい、倦怠感など身体的不調が現れ、生活に支障が出る病気
現在ネットの大学 managara経済学部スタンダードコースで学びを深める佐々木海瞳(かいと)さんは、「起立性調節障害」から起こる身体的不調をポジティブに捉えて、今の自分に無理のない学修スタイルをmanagaraで確立したそう。そこには佐々木さんの「こだわり」とmanagaraの学びに対する「分析力」の高さがうかがえました。この取材では、周りの人たちから受けたアドバイスやサポートを通じて感じた思い、憧れなども深く関わってくるmanagaraでの大学生活と学修におけるモチベーション維持、将来の夢についてお話を伺いました。
ネットの大学 managara経済学部に入学したきっかけを教えてください。
僕は高校が第一学院高等学校でした。その時の担任の先生に「通信制大学」という選択肢があることを教えてもらい、「ネットの大学 managara」を知りました。進路については、「起立性調節障害」や持病の影響で生活リズムが崩れ、昼夜逆転の生活問題もあり、大学へ行くか、働くかで悩んでいました。ですが、担任の先生が「managaraなら無理なく学修も進められるし、将来に対しても新しい可能性を見つけられるかもしれない」と後押ししてくれたことがきっかけで大学進学を決め、「ネットの大学 managara」に入学しました。
「完全オンラインで学修を進めることができるネットの大学 managaraに入学したい」と母に伝えたとき、「とても良い選択をしたね」と喜んでもらえました。ただ、通信制大学がまだあまり知られていない時だったので、通学型の大学に進む友だちからは「通信制大学って大丈夫なの?」と心配はされました。2年経った今、当時心配してくれた友だちの通信制大学への印象はかなり変わりました。
お互い大学のカタチ、システムも違うから、遠慮なく「単位取れた?」とか大学生活や学修について声をかけ合える気楽さがあって、いい関係を築けていると思います。
managaraに入学して、気づいたことはありますか?
入学後はしばらく環境に慣れることに一生懸命でしたが、自分のルーティンとして落ち着いてから「スキマ時間を見つけて自分のスタイルで学べることがこんなにも良かったなんて」と感じましたね。同時に、スタディコーチ(担任)が付くスタンダードコースでも単位を取るのは自分なので「スケジュールを立てる難しさ」や、「授業などをやり忘れてしまうリスク」を考えると、スタディコーチが付くことは重要なポイントだなとも感じました。大学生活の中での疑問や悩みがあって相談すると、自分が持っていない視点や考え方をスタディコーチがアウトプットしてくれるので、自分のマインドにいい刺激ももらえますし、そこから自分なりにひも解いていって、疑問や課題を解決出来たりもしています。現在僕はスタディコーチとの面談を通して、学修だけではなく、次学年から始まる就職活動に関してもじっくり相談しています。学び以外でも気軽に話せる存在や環境があるのは、managaraならではだと思いますし、大切だと気づきました。

好きな科目はありますか?またそこから得られたことを教えてください。
最近学んだ「マーケティング論」ですね。自分がやりたいと思う職業を選択して、実際の企業と比較したり、顧客のニーズを考えたり。顧客視点、企業視点からマーケティングを考えていく専門教育科目です。僕は将来、不登校や何かしらの理由で困っている学生をサポートする職業に就きたいという夢があり、マーケティング論の授業の中でシミュレーションしたりしていますね。かなり今面白いなと思っています。
あと科目ではないですがスタンダードコースで実施している「ゆるっと進路トーク」という年3回のキャリアコーチングがあるんです。そこでは希望進路実現コーチ(キャリアコンサルタントまたは福祉的就労支援の専門家)の方から色々な意見を聞くことができます。「自分の進路をどうするか」を自分視点とキャリアコンサルタント視点の双方向から考えてブラッシュアップしていくことで、意識が変わっていくのを感じました。
僕の将来の夢は、「キャリアコンサルタント」や「不登校支援」も該当する職業です。ただし、資格を取得しなければならないので無理に将来の夢通りの職業に就こうと思わずに、「やりたいこと」と「就職すること」を別に考えるのも選択肢だとキャリアコンサルタントの方からアドバイスをもらいました。このアドバイスは僕の「新たな選択肢」として考えていて、模索しているところです。
将来の夢である職業に就きたいと思ったきっかけを聞かせてください。
実は以前高校を一度中退して、2年のブランク期間を経て第一学院高等学校に編入しています。ブランク期間中から第一学院高等学校に編入学後も、母や担任の先生が支えてくれました。大学生活でも、スタディコーチやスタッフの皆さんのサポートがあって今の僕がいて、managaraで勉強できていることに感謝しているんです。なので今度は「支える側」になりたいと思いました。まだ体調の面もあるので実際のサポート現場を体験したり、行動はできていませんが、スタディコーチと面談していてもその姿に憧れますし、なりたいなって強く思います。
managaraのイベントなどは参加したことはありますか?
昼夜逆転の生活なので、イベント開始時間が僕の就寝時間になり、体調を考えるとあまり無理をしないようにしています。ですが今回の「managaraDays」の取材と「CLUB CEO※」のラジオ出演は、僕にとって良い経験になりましたし、何より楽しかったので、これから体調と相談にはなりますが、ぜひ参加していきたいです。
※経営者とZ世代による「未来創造会議」【CLUB CEO】

1日のタイムスケジュールを教えてください。
僕の1日は、皆さんがすでに起きている時間帯から始まります(笑)。起床は昼の13時から14時くらいで、朝食を摂ってから勉強を始めます。平均2,3時間で課題や講義の閲覧を済ませますが、長引くと4時間ぐらいやっているときがありますね。基本2科目を進めようと思っていますが、2科目進めるのが難しいときもあるので、無理に科目を進めようとしないで、レポートのある科目と小テストのある科目、もしくはレポートもテストもない科目を組み合わせて1日の負担を軽くします。そして余裕が出てきたら難しい科目や時間がかかる科目を集中して取り組むことにしています。

21時から朝の1時までは夜勤のアルバイトをしています。出勤前の1,2時間を自由時間に充てて、好きなアニメを見たり、ゲームを進めたり、昼食を摂ったりしています。アルバイトが終わった2時ごろが、僕にとっての夕食時間。夕食後から就寝までも自由時間にしていますが、以前は不眠気味で「寝たいけど寝れない」という状況のまま布団の中で3,4時間経過したりしていたので時間がもったいなく感じていました。いまは無理に寝ようとしないで、寝たくなったら寝る、眠くなかったら好きなことをしたり、学修を進めたりして自然に入眠するのを待つようにしたら、このリズムが僕に合っているみたいで、とても楽ですね。こんな感じで1日を過ごしています。
学びへの工夫やモチベーションを上げる方法はありますか?
小学生の時から「1日1時間勉強しましょう」とよく学校で言われていたのですが、あの言葉が不思議でしょうがなくて(笑)。バランスのいい学び方で1時間ならわかるけど、極端な話にはなりますが「1問を1時間かけてやる」も1時間勉強したことになるじゃないですか(笑)。
それはなんか違うなと感じたので、僕は時間ではなく「勉強の質と量を上げる方法」でやってきました。たとえば、「1日50問、問題を解く。そしたら好きなゲームをやっていい。好きなことをしてもいい。」みたいな質と量を上げてハードルを上げつつ自分への「ご褒美システム」を設ける方法です。その方法でmanagaraでの学びも工夫し、今に至ります。コンスタントにこの方法で学修を進めていけば、多少遅れても日々の勉強の質と量を上げているので、風邪をひいてできなかったりしても時間に余裕があるから取り返せますし、簡単な科目であれば1日の学修量を少し増やせば調整できるんです。
managaraに入学したばかりの時は自分でスケジュールのバランスや方法、学修の仕方もわからなかったので、スタディコーチに都度聞きながら学びや大学生活のベース作りをやりましたね。2年目になって自分でスケジュールも組めるようになったので、学びやすい環境を整えられたと思います。学びへのモチベーションはほんと小さなことでいいんです。1週間のうち、この曜日が来たら新作のゲームをプレイできるとか、新シーズンのアニメが見られる!とか。それがモチベーションになり、学修リズムも整って「自分スタイル」が確立します。

managaraへの入学、スタンダードコースを検討している方へメッセージをお願いします。
僕は「頑張らなくてもいいから、あきらめないでやっていけば、いつかは成功する」と思っています。僕には一度高校を中退して、2年間の空白がありますが、その空白を乗り越えたい、あきらめないでやってみようという気持ちがあったからアルバイトを始めることができました。その行動が、第一学院高等学校への編入に繋がり、managaraへ入学することに繫がったと思っています。ほんの小さな一歩でいい。自分らしく、無理をせず踏み出すこと、進むことを意識してみてください。そして踏み出せた自分に「ご褒美」は、忘れずに!いっしょに無理なく進んでいきましょう!
