教えて!managara Days
岩澤 香織さん
神奈川県在住。22歳(取材当時)。2025年10月、サービス事業を展開する大手企業のグループ会社で、バックオフィス業務(事務)として内定。就職活動を終え、現在は卒業に向け児童館でのアルバイトをしながら、学びを深めている。
▼managaraDaysの2024年1月取材記事
ネットの大学 managara経済学部から巣立ち、社会で活躍している第一期生に続き、第二期生も就職活動を終え、内定が続々と出ています。
今回は「内定者INTERVIEW」と題し、2024年1月にmanagaraDaysで取材した岩澤香織さんをピックアップ。managaraDays特別編としてお送りいたします。岩澤さんは、サービス事業を展開する大手企業のグループ会社で、事務職として内定が決まりました。以前の取材からの成長や心境の変化も交え、入学から内定、そしてmanagaraで学んだことを就職先でどう活かしたいかなど、将来への展望を伺いました。
内定、おめでとうございます!managaraスタッフ一同、嬉しく思います。岩澤さんの、現在のお気持ちと内定までの道のりをぜひ聞かせてください。
ありがとうございます!嬉しい気持ちでいっぱいです。就職活動(以下、就活)を終えたことで、ひとつの課題がクリアになったので、残りの学修とアルバイトを頑張れます。スタンダードコースはスタディコーチ(担任)が付くので、実は入学した時から就活を意識して勉強していました。「自分が将来どんな社会人になりたいか」や「どんな職業に就きたいか」を、1年次の夏くらいからスタディコーチに相談していましたね。managaraには「キャリアコーチング※」もあります。
合同説明会や企業説明会に参加するために、managaraの学修時間やアルバイトを調整してスケジュールを立てていましたが、このキャリアコーチングでの相談やスタディコーチに相談したりして、私がしたいことや合う職業を可視化できたと思います。社会人経験がなく、「社会人になったらどんな生活をするのか」などまったく想像できなくて、キャリアコーチングを利用してアドバイスをもらったりしていました。アドバイスをもらうことで自分の中で「こういう仕事をしてみたい」「こんな仕事は合うかな?」と指標を定めるきっかけにもなり、今回、ご縁があって企業様より内定をいただきました。
※キャリアコーチングは1年生から毎年、6月・10月・2月に受けられるキャリア設計・自身の目標設定を支援するmanagaraのサポートサービスです。
実際に就活をスタートしたのはいつ頃ですか?
就活は3年生の秋ごろからスタートしました。私は賑やかで人の多い場所がちょっと苦手なので、日にちと時間を決めてピンポイントで説明会に参加したり、オンラインでの企業説明会をよく利用していました。オフラインの会場では、賑やかすぎてその場にいられず、外に出てしまったこともあります(苦笑)。ですが、キャリアコーチング利用やスタディコーチとの面談のおかげで、私は「身近な人や企業を裏方で支える仕事に就きたい」と指標が決まっていたので、この頃には合同説明会や企業説明会に参加しても「この企業は魅力的だな」とか「この職種はちょっと無理かも」と自分ですぐ判断ができるようになっており、「意識していたこと(就活)」を実行する力が、この頃にはしっかり身についていました。4年生になってから、企業との面接を実施することができたので、私の中で大きく成長できたと実感した部分でもあります。
企業との面接はどのくらい受けましたか?また、面接対策としてやっていたことなど教えてください。
企業との面接は2回で、SPI受験なども含めると5社です。最初の面接では、採用担当者からの質問に、緊張しすぎて答えられずにいましたが、次第に慣れて、しっかりと自己アピールができたと思います。それは、managaraでの経験と、キャリアコーチングやスタディコーチが親身になってくださったおかげです。
1年生の終わりに、managara学生サポートセンターのスタッフから「オープンキャンパスの司会をやってみませんか?」とお誘いを受けました。ちょうど学修のスケジュールも自分で調整できる頃でもあったので、司会として推薦していただきました。オープンキャンパスの司会をしたとき、緊張もしましたがそれよりも「司会をしてみたい!」という気持ちの方が強かったので、台本を読むだけでガチガチでしたが、回数を重ねることで内容や状況を把握して整理しながら話せるようになりました。この経験から人前で話すことが好きになり、自信を持つことで、ポジティブな明るい自分になれましたし、決められた時間で話す司会を経験したことで、「このくらいの時間でどの程度話すか」「どういうエピソードを話すか」という課題がある面接に活かすことができました。
緊張はしますが、冷静になれる、話を整理できる、時間を意識して話すなど、面接において大切な実践的な部分は、司会経験でしっかり身につけられたと感じています。また、日々の生活の中で「嬉しかったこと」「頑張ったこと」など、自分のモチベーションアップに繋がることは、就活の時のエントリーシートに書くための備忘録としてどんなに小さいこともメモに残しておいていました。この方法も3年生からの就活では役立ちました。
キャリアコーチングやスタディコーチにはどんなことを相談したりしましたか?
キャリアコーチングは、6月、10月、2月と、年3回受けることができます。私は1年生からコーチングを受けていました。私が感じた就活での不安や疑問に対して解決へと導いてくれるので、よく利用していました。スタディコーチには、自分の就活のミッションを明確化するためにエントリーシートをいつ書けばいいのか、どんな風に就活すればいいかなど相談しましたね。
内定した企業との面接では、どんなことをアピールしましたか?
managaraは時間を自分でカスタマイズするスタイルなので、児童館でのアルバイトを頑張りながらスキマ時間で学修を進めていたことや、managaraのオープンキャンパスの司会として運営に携わった経験から、苦手な部分を克服しようと努力したことを主にお話しました。特にオープンキャンパスで司会を経験したことは自分の中では大きく、内定を得られたことは「自分をしっかりアピールでき、企業様に伝えられた」結果だと実感しています。
なりたい社会人の理想像はありますか?
バックオフィス業務の仕事をしっかり覚えていき、私より後に入社する後輩になる方に、丁寧に仕事を教えてあげられるようになりたいです。自分がわからなくて大変な思いをしたお仕事、悩んだお仕事は、きっと他の方にとっても大変な仕事かもしれない。ただ仕事を頼むのではなく、「自分がもしこの仕事を頼まれたら、この説明でわかるか」と相手目線で考えられる社会人が理想像です。
就活を始める学生や、就職について考えている学生にメッセージをお願いします。
自分の中で「頑張った」「楽しかった」と思う出来事を、アプリや紙で書き留めて記録に残すことを実践してみてください。生活と就活、学修を進めるためのモチベーションアップにもつながりますし、就活の際のエントリーシートに、「自分はどんなことをしたのか」を記入するときに、なかなか思い出せなかったりするので役立ちます。まだまだ在籍中にやらなければいけないことが多いかと思いますが、忙しい中でも楽しんでやったことは身になり、最大の「原動力」になります。managaraのイベントやアルバイト、趣味など「自分の好きなこと」を在籍中にとことん楽しんで、就活の自己アピールに役立ててください!